優れた技術と実績が育んだ伝統のそば粉
品質へのこだわりが益田屋の誇りです
そば製粉・益田屋は常に安定した高品質の「そば粉」を皆様にお届けします
ホームお知らせ益田屋のそば粉について企業データ所在地Regarding Sobaお問合せ

お知らせ,益田屋の記事

“神戸ブランド”そばを

「産経新聞」
平成11年(1999年)6月16日水曜日
13版12ページ経済面
-“中堅企業・成長企業/順風・逆風”-
-「益田屋」-
-“神戸ブランド”そばを-

そばの実を仕入れて、製粉している神戸市内唯一のそば製粉会社。益田照久社長は「ツルッとした食感が自慢です」と話す。

昭和二十二年に神戸市灘区で創業した当時は精米と小麦の製粉を行っていたが、取引先から「そばの製粉もしてほしい」と依頼されたのをきっかけに、そば製
粉も手がけるようになった。精米と小麦製粉は大手の進出などで徐々に量が減り、三十年代後半からはそば製粉一本に絞り、技術を磨いてきた。三十八年に法
人化し、製粉機を少しずつ増やしながら、四十七年には明石市に工場を新設。五十二年には同工場内に低温倉庫を設置した。

低温倉庫は、おいしいそばを作るためには不可欠だ。「からをむく前の玄そばは、呼吸している。また実から水分が飛ばないように保存しないといけな
い」(益田社長)。収穫当時の新鮮なまま貯蔵することが、そばの風味や栄養価を損なわないポイント。低温倉庫で貯蔵することで、一年中、収穫時と同様の
新鮮なそばが食べられるという。

また、顧客のニーズに対応して、そば粉と小麦粉を混ぜ合わせるミックス粉も製造。そばと小麦の割合は個々の顧客の要望にあわせて作っている。益田社長は
「ずっとお客さん第一主義でやってきた。独自にミックス粉を製粉して、便利なものを作っています」と身軽な対応を自負する。
昭和六十三年、神戸市東灘区の六甲アイランドに本社を移設した。その後、バブル経済がはじけ、外食産業にかげりが見え始め、取引先だった「おそばやさ
ん」が減ってきた。「後継者不足や、他の業態へ変わってしまうところが多いようです」(同)。売り上げも減少してきたため、麺として食べる以外のそば粉
の生き残る道を思案し始めた。

そば粉には、血圧を下げる効果のあるルチン(ピタミンPの一種)、肝臓の機能を強くするコリン(ビタミンBの一種)、コレステロール増加を抑える食物繊
維などが含まれており、健康に良いという。そのため、「これだけ体にいいものを、多くの人に食べてもらいたい。そして、そば粉の需要の伸び悩みをカバー
できれば」(同)と、そば粉を使った新商品開発に力を入れ始めた。これまでにアイスクリーム、コロッケ、せんべい、かりんとうを商品化。さっぱりした味
わいが好評だという。

昨春には、料理に自由に使ってもらおうと、そば粉そのものを「10割そば粉つくす」の商品名で売り出した。水などで溶くと天ぷらやフライの衣にできる。
牛乳で溶いて焼くとクレープとしても食べられる。そぱは、素材の味を引き立てる役目があるため、さっぱりとおいしく料理したいときに適しているという。
長引く不況と阪神大震災の影響で、売上高は最盛期の六割ほど、と非常に厳しい状態。しかし、益田社長は「”神戸ブランド”のそばを作っていきたい。ま
た、新商品開発を続け、多くの機会にそばを食べてもらいたい」と意欲的だ。
06-16-99.jpg

▲ページトップ

copyrights © 2000-2018 Masudaya co.,LTD. All Rights Reserved.