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お知らせ,清水さんのそば打日記

平成20年3月21日

布引庵のご主人深川様が、今年の1月22日(火)益田屋にそば打ち教室の特別講師としてこられると聞き、楽しみにして見学をさせてもらいました。

布引庵といえば布引川沿いで有名な老舗で私も約30年位前からちょくちょく食べに寄せてもらっていました。その当時ある麺類組合の方がおっしゃっていたことを思い出しました。

「東京そば正家みたいに店舗を数多く出店すること、或いは布引庵のようによく繁盛し、日曜、祭日は休み。出前無し。朝10時から午後3時までの営業。天ぷらそばが1500円(1800円だったでしょうか。)の値をつけることが出来る。これが我々同業者の中で理想とするだ。」

しかし、これはご主人がそれに値する蕎麦をお客さんに提供しているからこそ出来る話なのでは。と思った覚えがあります。布引庵には震災後も時々寄せてもらいましたがその時は値段も下げたりして頑張っておられました。しかしその後、体調を崩され今は週1回土曜日だけ店を開けておられるそうです。久しぶりにお逢いしたのですが、大病されたせいか少し痩せられたように感じました。

初めて目の前でご主人のそば打ちを見させて頂いたのですが、さすがに60年のそば打ちの達人です。1kgの量でしたが水回しにしても丹念にそば粉と水のなじみ具合を確かめながら本当に丁寧に7~8回もされました。私の場合は2~3回でやっていました。(比べてはいけないのでしょうが。)また練りでは時間が思ったより少ないように感じましたが、延ばしでは実に丁寧に時間を掛けられました。水回しと延ばしに重点をおかれていたためでしょうか、そばが全く切れなかったので驚きました。試食時にもとても美味しく頂くことが出来、さすがこれが熟練の味だ。と感心しました。

 

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